3月1日(土)東京での上映が決定いたしました。
場所:文京区男女平等センター(東京都文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ1F)
都営バス | 真砂坂上下車徒歩3分 |
都営地下鉄三田線 | 春日駅下車徒歩7分 |
都営地下鉄大江戸線 | 本郷3丁目駅下車徒歩5分 |
東京メトロ丸の内線 | 本郷3丁目駅下車徒歩5分 |
東京メトロ南北線 | 後楽園駅下車徒歩10分 |
開場:13時30分
開演:14時
「あしたが消える」上映
14時30分 休憩(10分)
14時40分から鼎談「原子力発電所の未来と福島の現状」
ゲストは現在交渉中です。決定次第、当ホームページにてお知らせいたします。
入場料:500円
チケットのお申し込みは、お問い合わせよりメールにてお申し込みください。
福島県にあるNPO法人シャロームが主催し、第121回教養講座「地元学を考える」で「あしたが消える」の上映会が決定いたしました。
日 時:1月25日(土)13:30〜15:00
場 所:まちなか夢工房 2階 オアシス広場
場所の詳細は地図
参加費:500円(資料代、コーヒー付)
講 師:千葉茂樹(映画監督)
講演内容
反原発を名乗るのが難しい時代、チェルノブイリ原発事故を契機に、近代映画協会の中に机一つを用意して「原発を考える映画人の会」は始まった。今から22年前、原発労働者とその家族が置かれている過酷な状態が、投書を通じてある新聞で取り上げられた。投書は映画人の会を動かし、全国に取材の輪が広がった。やがて多くの軋轢を乗り越えて「あしたが消える」が完成した。映画完成から22年を経た現代、原発が抱えていた問題は遂に現実となってしまった。永い歴史の中で生まれた豊かな大地と海、そこで育まれてきた素晴らしい農産物、酪農製品、海産物。私たちは、そんな素晴らしい自然と共に生きてきた。今こそその恩恵に気付こう。今度こそ、公然と反原発社会を目指して歩み出そう。
参加希望の方は、024-524-2230までお電話ください。
素人の私たちが原発反対を公言すると、決まって感情的で、冷静さを欠く連中だと非難する大人たちがいる。だが、原発事故が地球規模で起こっているとき、誰が冷静でいられるものか。地上のあらゆる生命体を破壊し、地球そのものを破滅に追い込もうという不気味な進歩をただ見過ごせる筈はないではないか。
映像に携わる若い仲間たちが、長いこと思い詰め、話し合い、そして自分たちの思いを映像で表現しようと走り始めた。
もちろん、原発に関わるメカニズムを映像化する困難さは、百も承知のうえである。不気味すぎる正体をとらえきれずにつまずき押し倒されるかもしれない。
だが、何もせず、叫ぶこともしないことは罪悪ではないのか。
ひとりの人間として、かつて戦争に先輩たちが押し流されてしまったような、悔いはのこしたくない。
だから今、出来ることから始めたい。子どもたちに、美しく、安全な地球を引き渡すために。
仲間の若い人たちが行動を起こした。現代に言葉は氾濫しているが行動は稀だ。なぜなら言葉は、舌をよく回転させれば、座して足りるが、行動は掘り起こすエネルギーを必要とする。
落ち着いて、よく咀嚼しなければエネルギーは起こらない。そして目だ。何を見るかだ。たしかな目で、よく見つめないと、行動は起こらない。
安泰と繁栄にどっぷり首まで漬かっているはずなのに、何か不安だ。つまずくほどにレジャーは転がっているのに、なぜしんから楽しませない。
ブラックホール。目に見えない不気味なものが横たわっている。行動を起こして見つめよう。そして語ろう。